2004年8月の日記

■2004年8月3日(日曜日)

 

淀川の花火大会の夜


花火の始まる前 夕映えに染まる東の空に見えた虹

今年で2回目の花火大会。
天神祭りの花火は、小さくしか見えないが 淀川の花火は 結構なもんで
呑酒庵の玄関先に設営した観覧コーナーからの花火見物。
勿論 ご馳走&美酒はつき物で 、いい風に吹かれながら夏の夜の風物詩を満喫した。


色とりどりに舞う花火たち

今年は風向きもよく煙のカーテンに邪魔されずよく見えた。

花火を楽しんだ後は 北海道の伝助スイカで、お楽しみの西瓜割り。

恐々と西瓜を持つ岡さんの気も知らず、麺棒を振り回す子供達。
しかし この 伝助西瓜の硬さは半端でなく、結局子供の力でわる事が出来なかったので
私が気合一発やっつけたのである。

この伝助西瓜の甘い事!ほんと・スゴイよ!
これは天満市場で安く仕入れたけど、デパートでは1万円するこの西瓜・・・でも、食べれば納得するかも?

 

■2004年8月13日〜14(土・日曜日)

大壕川べりのキャンプと灯篭流し
&八木町花火大会


一夜明け超寝ぼけ顔の杜人と、もうギンギンの詠人 時刻は5時過ぎ・・・

天神祭り〜天保山〜淀川と花火三昧のこの夏、トリを努めるのは我が町?八木町。

2.500発・2.000発・12.000発の規模の花火大会を見た後だが
この八木町の6.500発は数字以上の迫力であった。

先ずは 花火大会の前日に会場となる大壕川の河川敷に向かう。
驚くのは大会前日にも関わらず、川原に車で入っていける事。
そして悠々とキャンプの設営が出来た事。
淀川の花火大会の様子などを知る私にとって、これはもう素晴しくラッキーな事なのである。

今夜のメニューは家から仕込んでいった焼き鳥(石板焼き)と
地元のスーパーで買ったお刺身などお惣菜色々。

ちょうど無き母の命日に当たる今夜の為に、流し灯篭を作って子供達に初めての灯篭流しもさせる事に。
かく云う私も 流し灯篭は初めてで、スプルスとバルサ&和紙で作る灯篭造りには
結構苦労した(金額も結構・・・)ので 子供達には100均ショップで売っていた
飾り物の木船と竹の虫かごを組み合わせて与え作らせたのである・・・1人200円で済むし・・・。


美味しすぎるって嬉しい事を言ってくれる杜人&詠人と幻想的な?流し灯篭

この後はお約束の花火小会?をして眠る事に・・・でも慣れないお外でのテント寝は
結構不安感があるみたいで、中々寝てくれなかったが
明朝は早々から虫取りに行こう!という事でなんとか・・・おやすみ。

そして迎えた朝
テントの中で 真っ先に眼を覚ましたのは、キンチャンズ(実は帯同してる)ではなく 詠人だった。
何しろ 詠人の虫取り好きは絶好調で、既に彼の胸の中は
カブト、クワガタ、バッタにトンボetc・・・もう、様々な‘お宝’で一杯なのである。


夜明けの大壕川と早朝から絶好調の詠人・キンチャンズ&未だ眼の開かない杜人

さァ いよいよ待望の虫取り行脚に向けて先ずは、キャンプの撤収から始める。
寝ぼけ眼の杜人もそろそろエンジン始動。
さすがに‘おかたずけ’では、お兄ちゃんらしく詠人よりもやっぱり役に立つもので
約30分ほどで 撤収完了!


キャンプ撤収作業中の杜人&詠人・さわやかな朝からお楽しみの1日のはじまり。
実はここが 本日のメーンイベント‘八木町花火大会’の会場である。

腹が減ってはナンとやらで、先ずはセブンイレブンにて朝ごはんの調達、
町役場の生け垣でお弁当とカップラーメンを平らげ いざ出陣。
「ここは良さそう」と 思った藪や草むらに向かっては、様々な虫達をゲット!
あいにく超お宝の カブトやクワガタには出会えなかったものの、
一応は彼らも納得した模様で 次なるお楽しみのプール&川遊びへ。


青々と伸びる稲の前に並ぶ案山子たちと&暑さのためカブト死滅につきがっくりの‘ドーム’前

大壕川の上流に向かい砂防の脇の岩場に魚捕りの仕掛けを沈め
京都帝釈天とカブトムシドームに向かう。
猛暑の中 参道に連なる百八つの鐘を鳴らしながらお参りに。
中々の風情を満喫した後、ちょっとはばかり失礼・・・そこには、
「急ぐとも・・・」の粋な?詩が一句掲げられていた


杜人と詠人の後ろにある鐘を一つずつ 合計百八つ鳴らしながら昇る参道と「松茸の・・・」


豊かな自然の中 美しい野生の花に魅せられて&火の輪くぐりに用いられる施設の前で。

お参りを済ませるとすぐ側にある‘カブトムシドーム’へ。
ところが 連日のこの猛暑の為ドームの中には雌のカブトが1匹いるのみ・・・トホホ・・・
と 言う事で入場料はタダ!でも全然嬉しくない!子供達もガッカリ。
そして涼を求めて プールへと向かうが お目当ての町営のプールが閉鎖になっていた。
仕方なく 急きょ予定を変更、セブンイレブンに戻ってタダ情報の仕入れ(立ち読み)をして
プールと温泉施設が一緒になっているところを発見!
15キロほど車を走らせ目的地へ(名称を忘れた)。
そろそろ お腹も減ってきたので ここでお昼をいただく事に。


ふりかけのゴマをつまむ 食いしん坊の詠人&柳川御膳・京都1947生ビール&シャーベット杜人

たっぷり食べた後は先ずプール、そして温泉(なかなかグッドでした)。
魚捕りの仕掛けを引き上げてみれば収穫なし・・・来年への課題として またまた虫取りを。
そろそろ陽も傾いてきたので いよいよ会場へと向かう事に・・・。

途中 未だ明るいにも拘らず「パン、パン」と花火が上がりだす。
「えっ もう始るの?」と慌てて会場に向かうが、落ち着いて考えてみれば‘ためし打ち’と解り一安心。
場所取りにおいて置いたクーラーバッグなどは無事役目を果たし、
中のビール、白ワイン(CHド ティユルリー’02)、フルーツ牛乳なども冷えひえ。
石のテーブル(元々設置してある)の‘お席’は、言わずもがなの特等席で 安心してご馳走の買出しへ。
スーパー松本に連日の訪問。
から揚げ、煮物、寿司、酢の物などを買い込んで特等席に戻りささやかなディナー。
花火が上がる前には主催者側の流し灯篭の船がゆらゆらと・・・

しかしなにやら空の色が怪しくなってくる。
近頃では珍しくなった夕立ならまだしも・・・なんか 真っ黒な雲のカーテンが忍び寄る。
不安いっぱいで打ち上げを待つ。
大会前のイベントが始り「よさこい」の踊りや、歌謡ショウ?が行われるが
とうとう降り出した雨には勝てないもので誰も見も聞きもしていない。
とにかく早く花火が始る事をイライラしながら待っているのである。
子供達を夜店に連れて行き、当て物や綿菓子などを楽しみさて・・・。


何よりも眼の前で見る6.500発は見ごたえ充分!しかもすいているのがGOOD!


真ん中の写真が‘雨宿り’を現す桜の樹の下からのショット。

雨に打たれながらも素敵な花火に魅せられ、来年もまた来ようと子供達と話て
帰路ラッシュ(知れてるけど)になる前に会場を後に。
車に付いた時にはすっかりずぶ濡れ。
車内で着替え、家路に向かう。
高速道路からフィニッシュの花火を見ていざ大阪へ。

来年はBARBEな花火見物プチツアーを企画しようと思っています。
とにかくゆっくり、ゆったり、美味しいもんを呑んで食べて 美しい花火見物に浸れる・・・。
大阪では考えられない‘贅沢な時間’が八木町にはありました。

ごめんね親バカで・・・のおまけショット