さようなら・・・ぴっぴ

私の手の上でまったりするぴっぴ

春たけなわの５月、詠人が家の近所の公園で
木の下にある蟻の巣で遊んでいたら、
彼の手の上に樹上から落ちてきたのがぴっぴだ。

Ｍｉｘｉ の野鳥の会のトピに写真を載せて「何のヒナなのか」をお尋ねしたら、
「しじゅうから」のヒナであることが判明。

その代わりに「ヒナを連れて帰るなんてアホかお前」的バッシングの雨霰！
季節モノで出てくる暴走族と同じような扱いをされ悲しき困惑。

「お父さんのところで育てて」という詠人の願いを聞いて、
火事で移動した仮住まいに新たなパートナーを迎えることとなった。

もう少し大きくなるとミミズなどを食べるらしいが、
この頃まではすり餌でも大丈夫らしく「すり餌ゴールド」を購入し
水で練ってぴっぴに与える・・・
まさか錦華鳥の子育てに使った器具が他の鳥に役立つ事になろうとは思わなかった。

初日、２日目、３日目・・・と自分に慣れ餌をねだるぴっぴに愛情は深まるばかり。
錦華鳥と比べて泣き声の品に欠けるのが残念だが、
自分の手の上でお腹一杯になったらまったりして・・・眠りに堕ちる姿は愛おしい。

火事ですさんだ私の心を、ひと時だが癒してくれた。

だがこの頃の気温は変化が激しい・・・夏も近づく八十八夜、
４日目の朝の急激な冷え込みでぴっぴの様子がおかしい。

いつもは朝からお構い無しに腹が減ればビービー餌をねだるぴっぴが、
８時を過ぎても泣き出さない。

心配になり近づくと条件反射で一瞬口を開け、
一口餌を食べたきりしょんぼりと元気が無い。

自宅ではネット環境が無いので、天王寺動物園に電話をして事情を説明し
対策を教えていただいたが「とにかく温かくしてあげてください」・・・と。

ケースの中の新聞紙を入れ替え、ティッシュを細く裂いてホカホカ環境を作り
コーナンへダッシュし使い捨てカイロを購入。
すぐに温かくなるように歩きながら封を開け自分のポケットで暖め
ピッピの待つ我が家へ急ぐ。

カイロをセットし温か環境を作ったが、益々元気が無くなるぴっぴ。

最後は自分の手の中で息を引き取った。

 

野鳥の会の人々の言うように、野生の小鳥は人間の手ではどうにもならない。

でも樹から落ちてきて、その場に放っては返れない・・・

何とか大きくしてあげようと思ったが叶わず、ぴっぴは逝ってしまった。

 

ぴっぴ 追悼の写真集・・・たった３日だけの。

さようなら・・・可愛いぴっぴ

朝風呂＆モーニング カツ 再び・・・そして昼風呂＆寿司

もちろん2度漬けお断り・・・新世界初のセレ文化？

去年の今頃 伊賀上野のきんちゃんを連れて、大阪裏スタンダードのお楽しみとして
朝風呂＆新世界をたっぷりと堪能した。

今年もやはり5月中旬、楽豚のきんちゃんから電話があり
「今 大阪に居るんですけど、明日 モーニングカツ 行きませんか？」・・・と。
もちろん断る理由など有る筈も無く、二つ返事でＯＫ。

だが今回は朝の８時まで天満界隈で呑み、３０分の仮眠のあと
電車で恵比寿町へと向かうハードな展開。
ミネラルウォーターのペットボトル片手に、ふらふらになりながらも
約束の９時に通天閣の下にたどり着いた。

今年こそ‘パーク温泉’に彼をお連れしようと調べたところ、
何と今年の２月に廃業されたと言う情報・・・残念だが仕方ない。
今回は湯の汚さに目をつぶり'ラジウム温泉’に案内することにした。

だが、これまた残念なことに、普段は６時開店なのだが
この日は露天風呂を擁してのリニューアルオープンの当日と言う事で、
この日に限り１２時開店・・・トホホ。
仕方なく去年と同じ和光温泉へ向かい朝風呂を楽しんだ。

そして１０時に新世界に戻り、やはり最初はお気に入りの立ち飲み‘のんきや’へ。

定番のねぎまや土手焼きなどをつまみながら、
この日はうこん酎からスタート！
小１時間ほど楽しんだら今度は新規開拓で、新しい居酒屋‘大和や２号店’に入った。

どぜうのから揚げから始まり、この日のサービス寿司｢えび・・・１００円」、
そして定番の串カツも一ひねりしたメニューばかり注文。

ゴーヤベーコン、蓮根肉詰め、アカセン、鶏皮・・・ちょい変り種を色々。

カブトムシの水槽？の中で元気良く泳ぐどぜうちゃんたちは、この日が初どぜうのきんちゃんの胃袋へ。

回転すしでは珍しくも無いが、ちゃんとした居酒屋で１００円は・・・そして不可能な能書きが主張する

ホールの丸刈りおばちゃんとワイワイ言いながら呑んでたら、
「あっ １２時や・・・ラジウム行こか？」
「そうですね、行きましょう」・・・と話はすぐに決まる。

以前に一度訪れたことのあるラジウム温泉・・・
新世界が賑やかりし頃の古き良き風情はあるのだが、いかんせん客層が・・・
お湯は汚いし・・・再訪することは無いと思っていたが、
今日は何かの縁か露天風呂のオープンに合わせたリニューアル開放デー。
せっかくなので、最後まで新世界を堪能することにした。

銭湯のリニューアルオープンなんて、そう見れるものでもなく・・・タダ湯、ゴチになります！

露天に出るといきなり近所のお家から丸見え・・・これはアカンやろ！＆わずかにに見える通天閣

満員のお客と満足げに会話する銭湯主さんと息子さん、中はもう芋洗い状態。

ごった返す浴室内は、するっとすり抜け
お目当ての露天エリアにまっしぐら・・・うわぁっ、近所から丸見えやん。

息子さんに聞けば、隣のお家が空いたので買い取り
そのスペースを露天風呂に・・・う〜ん、納得・・・でも丸見え。

ポカポカに晴れた５月の新世界、明るい陽射しにはじける銭湯主や
お客さんたちの笑顔・会話・・・なんか、ほのぼのとして・・・いいもん魅せてもらいました。

本日２回目の入浴を終え（まだ１２時半過ぎ）ラジウム温泉を出ると、
正面には新しい寿司屋がおいでおいでをしている。

早く帰って少しでも昼寝しないとヤバイのに、
喉からから（酔い覚め＆風呂上り）の俺たちは逆らう術も無く店内へ。

でも、ここが当たりで・・・

マグロのホホ肉、脳天肉、カツオ、鳥取産本マグロ赤身、
メバル、イワシ、カマス焙り、太刀魚焙り(おかわり)・・・
また本マグロ赤身に戻り今度はアンデス岩塩で・・・２回おかわり。

ほとんどのネタが一皿３００円・・・ええかんじでっせ。

オイラはビールだったが、きんちゃんはしっかりぬる燗おかわり・・・ようやるわ。

朝８時前まで飲んで帰宅〜１時間半睡眠〜新世界・・・
あかん そろそろ昼寝しに戻ろう。
でも今日は雑誌の撮影・・・１時間しか寝れないけど、
やっぱり楽しい新世界。


社長〜もう 止められまへんなぁ・・・

 

伊賀上野Ｎｉｎｊａフェスタ 2008 ＆ちょい爆走伊賀上野

今年はキクローも一緒に忍者コスチュームで

去年初めて参加した伊賀上野Ｎｉｎｊａフェスタ 2007は、
子供たちに大人気で今年も絶対行きたいというので再訪問した。

去年の手裏剣投げで惨たんたる結果に終わったので、
今年は親子ともども昨年購入した手裏剣を使い、しっかりと練習して望んだが・・・

南千里の公園に山篭り？し手裏剣の特訓に励む詠人

今年はキクロー一家も一緒に伊賀入りし、
泊り込みでの道場破り・・・大げさ。

早めに着いてキクロー一家が合流するまで伊賀上野城の見学に・・・

新緑が美しい場内の広場でフリスビー遊びしながら時間つぶしし、
忍者に変身する時を待つ。

天守閣横のフリスビー会場？にて

お濠の城壁は手すりなど無く絶壁状態・・・結構○○玉すくみます。

キクロー一家と合流したら早速コスプレ開始、
去年で段取りは把握しているんでスイスイ忍者体験道場をこなして行く。

込み合う前に手裏剣道場へ出向き燃える思いでリベンジ投げ・・・
・・・が余計に力んで結果は散々・・・練習もしていないキクローに負けたのが情けない。

練習の甲斐なく散ってしまった、落ちこぼれ伊賀者の親子

今年はカメラの調子が悪く（ずっとだけど）あんまり写真撮れなかった・・・

忍者体験が終わると、オヤジはほとんど親友の吉田と昼から飲みまくる為に別行動。
寿司屋でええ感じに仕上がったら愛する銭湯「壱の湯」へ。
今日は番台には娘さんなのか、前回プーちゃんを褒めてくれたご主人の姿は無かった。

美しい壱の湯の玄関＆脱衣場から浴室に向かう橋の下の小池

残念なことに去年初めて訪れた時よりも、
掃除が行き届いていないのが気にかかる・・・そのぶんお湯も・・・。

格安ホテルふくとんで子供たちやキクロー一家と合流し、
一休みしたら今夜のご馳走のため、やっぱり楽豚へ・・・洒落か？

子供たちとキクロー一家は美味しい豚料理をテーブルで貪ってる間、
オヤジと吉田はカウンターで飲みまくる。
・・・でも、トマトの美味しさには感動した・・・ココまで旨いトマトを伊賀上野で作ってるとは。

今回も楽豚のきんちゃん料理に満足し、
しょぼくれ格安ホテルらくとんに戻るりお休み・・・。

翌朝二日酔いバリバリの中、
吉田のＧＳＸ−Ｒ１０００Ｒでふくとんから楽豚へタンデム走行。
春とはいえ盆地気候の伊賀上野の朝は冷え込み、
１４０キロを超えると目も開けてられず涙がほとばしる・・・ひえ〜。

そらそうやろ、俺のかぶってるメットは、
伊賀上野消防団の半キャップ・・・そら、あんまりやろ。

楽豚に停めてあった吉田のシトロエン エグザンティアＶ６をドライブし、
ＧＳＸ ーＲ１０００Ｒの後を追いかける。

しっとりと路面に吸い付くフレンチテイストの足回りは安心感タップリ、
ブレーキもシトロエンらしくガツンと効き気に入った。

気がつけばあっという間に１８０キロを超えているが、まるで感じない
早くて安心・・・良い車ですエグザンティアＶ６、
前に乗ってた私のＺＸとは雲泥の違いだ。

調子こいてアホナことしている間に、
吉田はポケットに有った携帯を落としていた。
発見されたときには粉々・・・そら、西名阪の道路上やもん。

そのうえ後で財布が無くなった・・・と災難の連発コール。

結局「見つかった」と連絡を受けたときは、
既に大阪に向けて１６３号線を走り出したときだった。

天気の良い春の日、オープンドライブには最高のコースです（木津までは）。

木津川の小さな橋の上で

何か最後は日記の表題とは違ってきたけど、まぁ 勘弁してくんなまし。

 

 

２００８年５月の日記　�U

呑酒庵　炎上

５月９日 夜９時４２分、消防に通報があった。

マンションの１０階窓から炎が上がっていたそうな・・・

そう、それは我が自宅 呑酒庵。

焼け残った２００７年日本オープンの記念ディスク

あぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・