Amore 八木の酒落徒然 |
2011年 1月の日記 W |
ラブ 野沢温泉と火祭り
今から2年ほど前だろうか、野沢温泉の火祭りが凄いって話を聞いたのが。 温泉&共同浴場LOVEのAmore 八木としても、 湯仲間という村人同士の連帯により管理される歴史ある温泉は、 今回は友人のモリッチョをそそのかし、 メンバーはモリッチョと職場の女の子とその先輩、 Mojito 7 BAR の営業終了の午前1時過ぎに店まで迎えに来てもらい、 高速道路の運転はモリッチョたちに任せ、 雪の積もって幅の狭い野沢温泉街の道をエスティマでやっとこさ登り、
数日前まで風邪で日寝込んだが、 薫り高い硫黄フレーバーと、まったりしながら濃厚な湯は 小さめの浴槽に入っては上がり、上がっては掛け湯を楽しむ。 麻釜の湯を上がれば、こないだまでの風邪による体調不良は何処へやら。 テンション上がって次に訪れたのは‘熊の手洗い湯’。
このお風呂もお気に入りの一つで、 41度の適温で柔らかいお湯には、白い湯の花が舞いまくり 向かいには地元の方々が洗濯をする為の湯屋があり、 雪の野沢温泉らしい写真が撮れたのは、次の‘上寺湯’。
麻釜・・・と同系統のお湯だが、貸切で味わうとまたこれが格別。 そして今回一番気に入ったのが‘真湯’だ。 看板に「霊泉」を謳うに違わず、緑の柔らかなお湯に
小さなお風呂なのだが「ここは外せない」ファンが多いようで、 こちとらすっかり真湯に魅せられ、霊泉の掛け湯を繰り返す贅沢なまったりを楽しんだ。 風呂上りは午前11時ですっかり腹ペコ、 喉の渇きを癒すのはキリンラガー、アテはやっぱり野沢菜を単品で注文。
出てきた鰻はかなりの肉厚・・・これはヤバイパターン。 至福の時間というのは、かくも儚く散り行くのだろうか。 さて 再び至福の時間へと立ち戻るべく、湯めぐりの続きを敢行する。 昼一番は 野沢温泉のシンボル的お風呂の‘大湯’へ。
お昼ご飯時だったので混雑していなかったが、それでも一番人気のお風呂には賑わいがある。 今のところ、真湯に軍配上がってるな。 昼2番手は大湯に程近い‘河原湯’へ。
Amore 八木はこの程度のパンチをしっかり受け止めることが出来るのだが、 大湯にばかり客が流れ、すぐ近くの河原湯は人気薄。
そして昼3湯目は、ウルトラハードパンチャー‘滝の湯’だ。 野沢温泉名物の麻釜を通過して・・・・と言うより、 掃除したてで12時半まで入浴不可と書かれた看板と、 しかし しばらく誰も入っていないという事は、誰もうめていないという事。 熱いであろう予想のもと蛇口から水をザーザー入れ、 そこからしばし滝の湯と格闘。
まるで冥界との連絡通路を守護しているかのような、 野沢温泉最大の洗礼を受け、心が少し折れかける。
実はこの旅へ向けて準備や下調べをし、 湯田中の駅に来ればインフォメーションなどで、 結局 入りたい衝動を無理やり抑えて伺った入浴施設で、 そしてたどり着いたのは、純木造伽藍建築の
その時間の男湯である‘しののめ風呂’は、
湯田中の次は九つの外湯がある渋温泉。 行ってみると案の定 悲しく鍵が掛けられた大湯の入口、
浴槽の真ん中は仕切られているが、 でも 24時間誰でもタダでOKの草津や、23時までだがフリーの野沢温泉。 個人的にも鉄湯の風味はあまり好みではなく、 野沢温泉へと帰る道すがらスキーを楽しんでるであろう詠人に携帯で連絡すると、 今夜の宿は温泉街から雪上車でしか行けない、ゲレンデ前にある‘ロッジでんべえ’。 何やねん、その発想・・・お客在りきで営業できるはずやのに。 無理に?乗せていただいた雪上車で宿にたどり着き、 食事は予想通りのトホホめし、コメント対象外。 許せないのが、ここからだ。 「火祭りへは8時半以降に雪上車で送ります、それまでは面白くないです」発言から始まり 「村人が一升瓶を持って練り歩き、お酒を勧めてくれますが飲まないでください」 「毎年 腰を抜かして、歩けなくなる人が多発します」・・・ なんともふざけた、アンチ火祭り詣で的ネガティブ発言のオンパレード! 「お父さん 火祭り危険って言ってるから、ボク 行くのん辞めとく」とちびる詠人。 ここで完全にぶち切れた! 詳しく書くと長くなるので割愛するが、要するにチェックアウト! 野沢温泉の火祭りに憧れ、ようやく実現したこの旅。 雪上車でふもとへ送られ野沢温泉街へ。 まずは旅館組合で改めて今夜の宿を探してもらい、 組合事務所は振る舞い酒のコーナーになっており、
そして現れた‘一升瓶持った村人’。
しかもその姿は情報から抱いたイメージをはるかに凌ぐ凄まじきいでたち、
幸せモード急上昇のオヤジを、宿の奥さんが軽トラでお迎えに。 チェックインを済ませたら準備万端、火祭り・温泉・飲み屋・・・。
大湯どおりをぶらつけば、すぐに目に入ったのが‘たこ焼き’の提灯を下げたBAR。 お店を出てぶらりと歩けば十王堂の湯発見。
この‘十王堂の湯’では、地元の爺さんと話が弾み Amore 八木と爺さんの間で会話に相槌を売っていた30過ぎの彼は、
そして2軒目の飲み屋は、この野沢温泉旅行のきっかけとなった ‘TOKYO GAIJIN BAR’と銘打たれたパーティー営業のヘブン、 マスターやママさんに‘すーさん’から聞いてやって来た旨を告げると、
Amore 八木が一人で飲んでいると、次々声を掛けてくる外人たち。
十王堂の湯で暖まりまくり、ヘブンの活気と人の温もりで温熱チャージ完了!
火祭り会場には大勢の地元民が、社殿を中心に輪になり かれこれ2時間近く居ただろうか?
雪降る野沢温泉村だが、炎と村人たちの熱気で でもさすがに寒くは無いのだが、立ちっぱなしで疲れたAmore 八木。 一人ぼっちのAmore 八木は、「相席で宜しければ」と先に通され 聞けば岩国基地から、はるばる野沢温泉の火祭り目当てに駆けつけたらしい。
気の良いアメリカ軍人二人と、ゲテモノ含め食べて飲んで盛上がる。 しかし玄関前のテーブルは、次々訪れる客たちが開ける扉のせいで寒い事。 でも 心はポッカポカ、気分上々で彼らの分まで清算して
1月9日(日) 野沢温泉残りの湯巡り・馬曲温泉〜帰阪 ぶ厚い布団から抜け出して、ピカピカのご飯と温かい味噌汁で目覚める。 外はもちろん雪景色・・・しかし、舐めていた・・・雪国の一夜。 ようやく見つけたモリッチョのエスティマには、 モリッチョと合流し一緒に雪かきして、車を動かせる様になるまで小一時間。
この日の午前中、スキーをするはずだったでんべえ組。 駐車場で待ち合わせ時間を決めて彼らと別れ、 まずこの日の第一湯は、地味度も一番の’横落の湯’。
入ろうとする時に先客が一人「どうぞ今から貸切です、ごゆっくり」 地味とは言え朝一番の温泉が気持ち良くない訳がない、 次に目指すは少し上った所にある‘秋葉の湯’。 こちらの泉質もザ スタンダード ノザワ、
石の床に浴槽、差し込む光にかすかな緑・・・宜しいなぁ〜。 秋葉の湯の次は‘松葉の湯’、この湯屋は2階が男湯になっている。
真湯に近い緑の色合い、湯の花は白。 この朝 最後の湯は、駐車場に近い‘新田の湯’。
コロンコロンの小学生男子二人が、日常生活の一部として入浴していて 肝心の泉質は・・・明るくほのぼのムードそのままに、 うかつにも時間に追われて、もう一湯‘中尾の湯’の存在を気付かぬまま モリッチョたちと合流し、リクエストの露天風呂目刺し馬曲温泉へ向かう。 さらば野沢温泉、素敵の塊り・・・また来る日まで! 約20分でたどり着いた‘馬曲温泉’は、ロケーション抜群の露天が自慢。
面白いのは、もちろん詠人にとって・・・で
温めのお湯はいつまでも入ってられるのだが、お腹のほうもぐーぐー鳴って来た。 食堂に入ると濃い目の出汁の香りが漂っている・・・おでんだ!
美味しいものは、すぐに無くなる。 そして 野沢温泉よ・・・またな!! 今回は温泉 合計16種類・16入湯 良い子の皆さんや、普通の方は絶対に真似しないでね!
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2011年 1月の日記 X |
18年ぶり 豊中8中 同窓会
1月29日(土)・・・ 本当は芦屋まで出張モヒートに行くはずだったが、 江坂にある鶏の石板焼のお店‘一歩’に集まったのは、 こちらからすれば先生ってあまり変っていない感じがするのに、
↑・・・ちょっと 誰が先生か識別が難しくなってきている48歳、 懐かしい話があちらこちらで盛り上がり・・・ ♪ あ〜千里〜 新天地〜 豊中8中〜〜〜 ♪ そして当日は、サッカーのアジアカップ決勝戦。 モヒート&敵役のオーストラリアワインをがぶ飲みしながら日本を応援、 とても とても 嬉しくて、めっちゃ楽しい夜になった。 ドタキャンは許せんけど、怪我の功名か?・・・お蔭様で。
幹事をしてくれた伊達君に超・感謝&合掌。
蛇足ながら この日 同窓会前にもひとっ風呂。
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2011年 1月の日記 V |
10年ぶりの来日・アフロキューバンオールスターズ
今年の1月は何かと予定がタップリ、 1月8日(土) 羽田空港からすぐ近くの天王洲アイルにある銀河劇場に、 10年前はあのブエナビスタソシアルクラブの爆発的ヒットの 会場には1時間ほど前に到着したので、 大きな店内を一人切り盛りする女の子が、なかなか可愛い。
カウンターにはアイリッシュパブなのにモヒートのディスプレイ、 この店に入る時に気付かなかったが、
もちろんこのアフロキューバンオールスターズを飲まない訳にはいかない、
そしてライブ会場へ向かうべく清算すると、 お見送りをしてくれた彼女をパチリ、そしてお名前を伺うと「ちはるです」。 ゲストが居たので前座から始まるかと思いきや、 ここですでに鳥肌・・・かっこ宜しいやん! しっとりとしたインストゥルメンタルから、 重厚でメロウ、かつ緻密でメリハリの効いた極上のダンスサウンドに酔いしれる。 残念なのは前から3番目の上席なのだが、 Amore 八木は足が悪いにも拘らず、踊りたくてウズウズしているのだが 銀河劇場のステージはかなり周到にセッティングされ音響はバッチリ、 しかし目の前で繰り広げられる極上キューバンサウンド、 「ただいま〜」と店に入ると、 「いや〜 最高やった〜」と、今度はモヒートを注文。
そしてこちらの店長さんが登場し、あれやこれや3人で楽しい会話を。 しかし正直 東京に来るたびにカッチ〜ンと来ることばかりなのに、 酒のほうも益々進み、小腹もすいたのでフィッシュ&チップスのハーフを注文。 この日 実は、ライブが終われば目白にある もちろん夜は銀座へ向かう・・・つもりだったが、
この昭和浴場は‘タジマジック’というTVにも出演するマジシャンが3代目主人で、 フロントのオバちゃんに昨日電話した大阪の風呂好きである旨を伝えると、 さっぱりとした白い格天井が東京らしい脱衣場、 マジックが無くても見どころタップリなお風呂で、 風呂上りの楽しみであるマジックショーは既に始まっている様子で、 タジマジックさんを囲むように7〜8人ほどのお客さんが座り、
缶ビールとベビースターラーメンを購入し、 どてら姿と言う庶民的な出で立ちのタジマジックから 次から次へとカードマジックを見せてくれ、 お客から預かった免許証をぽち袋に入れ、 それでも大阪からはるばる尋ねて来たお客が居るためか、 次にもう一軒銭湯へと・・・と思っていたが、 あぁ 相変わらず感じ悪い東京人らしいな・・・と思って、 正直 この先払いが、運転手のホスピタリティー低下に繋がってると思う。 たっぷり酒も入り、ライブでエネルギー全開し いきなりの吉祥寺入りで、お目当てのスクリュードライバーの しかし・・・ 店の場所は聞いたのだが、こちらの身体がちょっと・・・。 まぁ 予約もしてないし、明日も営業やし、身体も労わらんと・・・ そう 完全に、前半飛ばし過ぎのガス欠です。 冷えた身体を ドーミーイン八丁堀の温泉で温め、
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2011年 1月の日記 U |
10年ぶりの再会
福知山からの帰り、古い友人の山崎から電話があった。 つい先日 彼からの年賀状で、☆が一つ付いたことを知ったばかりだった。 彼に前回あったのはROSOLIO時代だったので、 その昔 よく一緒に鈴鹿サーキットへ出かけた仲間である
年末に予約で牡蠣の土手鍋をやったので、材料はたんまりとある。 山崎はもうずっと川崎市でドラムの仕事をやっているので、 散々懐かしい話に盛り上がり、彼らはカウンターの中に入り大はしゃぎ。 宴はどんどん盛り上がり、いよいよ場所をジャンカラに移し
正月早々 カラオケボックスの一室に、おっさん3人が集まり歌いまくる。 時間はあっという間に過ぎて行き、山崎のリミットである夕刻を迎える。 彼と別れて2人になったアモーレと諏訪は、 まだ市場が開いていないので、ネタ的には少々残念だが そうこうしたらJOKの会長T田氏登場、
もう完全に酔っ払いモードの俺たちは、 なんやようわからん店で、串カツなんかを中途半端につまみながら 正月休みの最後の1日は、懐かしくて楽しくて・・・
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2011年 1月の日記 T |
今年も雪の福知山へ
新年も2〜4日までを休みにして、詠人リクエストの福知山へ向かった。 舞鶴若狭道は福知山以北はチェーン規制、 普段はこの時期 まだ雪などは無いのだが、 まずはホームセンターで雪遊び用の手袋と、 今朝のご飯を食べていない腹ペコの親子はラーメンの‘いっこく’へ。
お腹が膨れたら福知山市街を車で散策、 で ふと目に飛び込んできたのが‘かき末’の看板、
ホテルにチェックインしたら早速お風呂へ、
高台にあるホテルの露天風呂は、流れる風が心地良い。 ホッコリ温まって部屋に戻ると、さっそくおやつにゆで卵の‘玉ごろー’を食す詠人。 しばし部屋でゆっくり過ごし、向かうは予約したかき末。 コースは詠人だけにして、親父は鍋だけ・・・とお願いしたが
雰囲気ある建物の奥、トイレの手前の末室へ案内され コースだと言え最初にかき鍋からスタート、 つい5日前に店でかき鍋をたっぷり食べたばかりなので感激は薄いが、 良い雰囲気とは裏腹に、本日最後の一室だけあって末室トイレ前。 昔ながらの日本建築に強引に設えたトイレは極寒の僻地、 仕上げの牡蠣ご飯は雰囲気あるお釜で登場するが、
それでも年明けの夜を風情ある日本建築の、しかも個室で牡蠣鍋。 ホテルに戻ったら再びお風呂へ向かう。
部屋に戻ればオヤジはアテとビール、詠人はおやつとジュース。 1月3日(月) 福知山動物園のウリザル&雪遊び 明けた3日は曇り時々晴れ、風は無く穏やかな日和だ。 それでも大事な朝風呂は欠かさず、6時起きで露天風呂へ。 そして朝食・・・寂しいオヤジには嬉しい正月メニューが並ぶ。
大晦日に北浦酒店で黒豆と数の子は食べたが、 しかし・・・ぬるい・・・ぬるすぎる! 「申し訳ございませんでした」と運ばれたお雑煮からは湯気が上がり、 この日の楽しみは最近TVなどで話題の‘ウリザル’擁する福知山動物園。 昨日からの温かさで雪がほとんど溶けてしまった市街地と違い、 早速トランクからスノーボードを出し、ビニール手袋&ブーツ装着。
雪遊びを堪能したら、本命のウリザルを見に行こう。
雪遊びも 動物たちとの触れ合いも楽しんだし、 そして今夜は久しぶりのお泊りとなった詠人。
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