2003年11月の日記

■2003年11月29日(土)  

 

天然 すっぽん 「きたむら」

小雨交じりの 寒い冬の走り
41年目にして 初めての 天然すっぽん を食す為
美味いもん好きの 歯医者さん 増田先生にお誘いいただき
大津の先の‘ ぜぜ ’に或る 天然すっぽん 専門店「きたむら」へ。
すっぽんは、アルテミスの忘年会 以来だが その時の‘たまひも’の美味さが忘れられない、
しかも 天然・・・いやが上でも高まる期待!
先ずは、台所を抜けて すっぽんを 活かしている‘ぷーる?様の 生簀’へと案内される。
砂利の下に隠れている 立派な 雄、牝のすっぽんを 各一匹?ずつ締める事に
捌く姿をデモンストレーションして頂きながら
井戸水で割った「血」で先ず乾杯!
心臓、胆のう、などを希望者に食させ 一通り 捌き終えると 座敷へ。
当日 集まった7名が それぞれ持ち寄ったワインは、

○ シェリー(フィノ)・・・ロマテ
○ ピュリニー モンラッシェ ’98 L、ラトゥール
○ クロ ド ルネ ’00  C、カスティヨン
○ CH ド キュガ ’00 P、C、ボルドー
○ ヴォーヌ ロマネ ’95 M、グロ
○ グラン エシェゾー ’99 M、ミュニュレ
○ シャンボール ミュジニー ’94 J、トロショー
○ ニュイ サンジョルジュ オゥ カイユレ ’00 E、ルジェ

○ Amore 八木の持込みワイン

お料理は

1、 塩と生姜汁を振った 生肝(アジ塩がちょっと 玉にキズ)から始まり

2、 刺身盛り合わせ(身、肝、ずり、たまひも)

3、 まる鍋

4、 雑炊

・・・・・と いたってシンプル
しかし、養殖のすっぽんに有りがちな 黄色い脂のいやみが無く
綺麗で、エネルギッシュな味わい。
「キング オブ 雑炊 」 と 詠われる雑炊は
まさに、この食材の真骨頂を楽しめる 旨さ!
40過ぎて 益々 綺麗な味わいとコラーゲン系がどんどん好きになって行くのを実感!
次回 行けるチャンスが有れば、こっそり‘バーナー’を忍ばせ・・・
シェリーと一緒に 「炙り刺し」もたべたいなぁ・・・
・・・でも、旨かった!

増田先生(9月にも 奈良の そば 玄 さんにご一緒しました)有難うございました。

 

 

■2003年11月22日(土曜日)

 

ハナコ-ウエスト 居酒屋イベント in DREW

デザイナー間宮氏の手によるお洒落なカフェDREWを、
一日だけ 居酒屋に してしまおうという 面白いけど とんでもない企画を考えた
ハナコ-ウエストの編集長 吉村氏の依頼により私がDREWの一日シェフとなった。
50人×2回転というハードなローテーションでセットメニューとアラカルトメニューを用意
http://hanako-west cafe.com のウェブに応募して来られた読者のお嬢さん達は
22〜27歳の 結構べっぴんさん揃い。 張り切ってお料理いたしました!

当日のメニューをご紹介致します

ハナコセット(ボージョレー ヌーボー一杯付き)・・・お一人様 4,000円

1、フルーツトマトの甘露マリネ
2、キングオスカー オイルサーデンと茸の朴葉みそ焼き
3、冬野菜と温泉卵のほっこりするパスタ 干し貝柱の旨味
4、蓮根饅頭 海老カレー餡かけ
5.パンナコッタ

アラカルトメニュー

1、ボージョレーに合う珍味バリエ
2、焼酎に合う珍味バリエ
3、冬和菜の京風あられサラダ
4、きずしサーモンのカルパッチョ
5、冬の猪 四川花椒を効かせたロースト

張り切ってお勤めしたのは善いものの 当日までの準備と仕込みは想像以上に大変で
気疲れ、寝不足(当日の朝3時過ぎまで独りで蓮根饅頭100個の仕込み)や冷え込みなどの
影響?・・・で 仕事を終えて自宅に荷物を運び終えた時に ふとお尻の辺りが・・・
そう!痔に成っていたのである。
暖かいお風呂にゆっくりとつかり ボラギノール塗って・・・あぁトホホ

華やかなイベントの裏に隠された或る男の
血のにじむ人生が刻まれた事を知る者はいない。

 


■2003年11月3日(月・文化の日)

 

第1回 大阪 呑酒師会 in 呑酒庵

参加者  榎本(会長 ・ 門) 、 八木(幹事長 ・ 呑酒庵)
永沼(事務局長あやむや) 、 福家(研究部長 ・ ちろり)
楠本(宴会部長 ・ かしわや軍鶏 )
名畑(名畑酒店) 、 上畑(上畑酒店) 以上7名
プラス 杜人、詠人
(うるさ過ぎの為 明け方 目覚めて 合流)

11月3日 文化の日 AM 0時00分スタート

なんと集まった7名全員 ひげ,ヒゲ、髭! 
恐ろしく濃い酒呑みばかりが 文化人として相応しく文化の日に
しかも、深夜の12時に集合!それぞれに 3000円までで入手し得る
スーパーコストパフォーマンスな旨酒を持ち寄り
呑酒庵のアテとの相性を楽しんだ。
宴は朝の7時過ぎにまで及びそれぞれの嫁さんに怯えながらの解散となる。

 第一回 呑酒師会の記念撮影はご覧のとうり‘朝’です!


呑酒師会の前日 お昼は能勢の方で栗拾い

私が子供の頃 家族で 訪れた能勢の栗園に 杜人と詠人を連れて行き
久しぶり(子供たちは 初めて)の栗拾い。
その夜は呑酒師会の集まりが有るが、その前に焼栗パーティー!
弾けない様に 切込みを入れても十数個に1個は弾けてしまうのは
なんでだろ〜
その度に掃除機かけるの うっとしいよー!
誰か 教えてー  栗が絶対 弾けん様になる裏技を!

 


■2003年11月9日(日曜日)

 

詠人の七、五、三 と 天然クエ鍋

蝶ネクタイがかなり気に入った模様の詠人は、只今 5歳
杜人の時は 写真屋さんで高いお金払って記念写真を撮ってもらったけど
結局それから1回も見てないし もったいない!
それなら、その分旨いもんに回すのが正しい文化人の姿?
大阪天満宮 にお参りして飴買って(今は、中身の飴はちっさいのんが
1本入ってるだけで 後はおもちゃ・・・この方が子供は喜んでるが・・・)
〜ポケモンとドラエモンのベビーカステラもけっこうイケル・・・
そして記念撮影!


三脚のトラブルに苦労しながら何とかいいの撮れたかな?
(1日2回もカメラ屋さんに三脚の交換に行った奴もおらんやろ!?)

クエの刺身とお鍋は詠人のお祝いの為にはり込んだのに
一番喜んだのは 魚大好きの杜人!クエはお魚の王様やで・・・と云うと
ホウボウが女王やな・・・・って! うーん確かに美しい魚やなぁ!
でも どこで覚えたんやろ?

それはさて置き 美味しい魚はあっという間に・・・・
前にスーパーのカワハギで鍋した時はなかなか食べなかったのに・・
子供はほんまに正直でっせ!!