Amore 八木の酒落徒然


2009年7月の日記 A


ネパール料理のあとはモヒート!


カンティプールの絶品ナンに子供たちの手は止まらない

この日は思い切って杖を外し子供たちと浮田町のネパール料理屋
「カンティプール」へと出向いた。

去年の夏休み・・・杜人の担当する宿題の新聞は、ネパールがテーマだった。
ネットで色々とネパールに関する資料を閲覧するうち、
「今度 ネパール料理に連れて行ったるわ」と言ったものの
お腹の具合の優れない時が多い酒飲みオヤジは
約束を果たすのに結局1年掛かってしまったわけだ。


腹ペコの子供達はスパイスバリバリのネパール料理を一心不乱にほおばるが・・・

さすがに辛さに気付くと氷水が手放せず・・・

絶品のナンは3回おかわり〜食後のチャイに極楽表情の杜人

スパイスの効いた炒め物から始まり、タンドールにカレーと
お薦めメニューを一通り制覇したが感動物は「ナン」だ。

イーストの活々とした香りがなんとも素晴らしく、
かなりの柔らかさであろう生地を一瞬で焼き上げることでしか出ない
食感・旨み・香ばしさのバランスが見事だ。

カレーのほうは正直口に合わない・・・
旨みの奥行きよりも塩の強さと、ココナツミルクのコテコテ感が勝っていて残念。

でも完全異国情緒溢れる店内や、サービスの女性スタッフなど感じがいい。

ついつい食べ過ぎてしまいお腹パンパン・・・
Mojito 7 BAR まで歩く道のりがさらに厳しい。
パワーウェイトレシオ最悪の状態だ。

そして杜人にとってははじめての Mojito 7 BAR 対面。

「今度は完全にお父さんだけの店やから」と言うと嬉しそうに「そうなん!」

詠人は既にここでも出張でもモヒートを作った経験があるが杜人は初めて、
「モヒート自分で作らしたるわ」と言うと最初は「いいわ」と遠慮していたが
やはりこの父の息子・・・自分で色んな味を作り出すことに楽しさを覚えるのは一緒。


初めてのモヒート作り体験・杜人・・・最後は満更でもなく自分から「おかわり作っていい?」

モナンのシロップを色々駆使し、ノンアルコールモヒートを、
次々作っては飲み・・・作っては飲み・・・


チーフバーテンダーのなれた

オヤジのモヒートは詠人が作り、
昭和な路地らしくレコードで盛り上がる。

八神純子・ジュリー・松田聖子・・・
勿論 彼らは呑酒庵で何度も聞き込み覚えているから大丈夫。


この何ヶ月間か・・・全く思い出らしいものが無かった日々、
久しぶりに二人の子供たちと楽しく過ごせた幸せな土曜日だった。


呆れるほどの遅筆日記・・・すみません!
2009年7月の日記 @


退院 〜 Mojito 7 BAR 開店


mojito1の仕上げに、キャスターシュガーをふりかける。

季節は気付くと夏?

モヒート7バーの開店準備に汗していた頃は、
まだ肌寒く冬布団にくるまり寝ていたはずだったが
エアコン完備・完全バリアフリーの病院で寝転がっている間にもう7月。

でも猛暑の去年と違い暑さも穏やかな上、
梅雨といってもさほど気になるほどの雨が降り続く訳でもない。

モヒート「7」とうい店名にしたので、どうしても七夕の日にグランドオープンといきたい・・・
その想いから杖も外れず腫れも引かずの右膝に鞭打って
なんとかその日を迎えるはずが前日にはぎっくり腰でピンチに!

針治療とゴッドハンド森本先生の効果で何とか歩けるが、
当日のために6日は閉店することにした。


バック棚には見渡す限りの?白ラムだらけ・・・

そして迎えた七夕の日のグランドオープン・・・
さすがに2回目の開店とあって?お花は届かず、
すっきりとした(ちょっと寂し)店内。

でもようやく念願の完全オーナー店、オープンが嬉しくないわけが無い!

次々訪れるお客さんたちに「おめでとう」と言っていただくのは
よくある光景だろうが、皆さんから必ず「足 大丈夫?」と聴かれ
その都度事情を説明するおめでたくない内容の会話も続く。


Amore 八木スタイルの「mojito1」

でも陽気なキューバンミュージックにつつまれ、
美味いラムに囲まれお客さんの笑顔が目の前に・・・
これが楽しくなくて何とする?
時間の経つのも忘れ、作りまくりの飲みまくり・・・

気がつけば閉店時間はとうに過ぎ、朝の5時前に。

バイトのゆかちゃんや、何かと世話になった荒ちゃん
そしてラスト客の鍵ちゃんを連れて天満市場の「ひろや」へ向かい打ち上げ。

何時に帰ったかは覚えてないが、
見るも無残に腫れあがった右足の醜さは今でもよく覚えている。

その後 Mojito 7 BAR の売り上げと右足の状態が、
見事に反比例リンクすることになることを
この時点ではまだ気付いてはいなかったAmore 八木である。



呆れるほどの遅筆日記・・・すみません!