Amore 八木の酒落徒然


2010年 1月の日記 U

 

ちょっとレトロな?十三めぐり


ハバナブルーが眩しいハバナ湯(新木川温泉)

「十三のねえちゃん」で一斉風靡したのは今は昔、
めっきり影が薄くなった十三にこの日は繰り出した。

お昼から映画「オーシャンズ」を観たので、
今日のお風呂は当然ながら?美しいハバナブルーのお風呂「新木川温泉」をセレクト。

親友のモリッチョが昔住んでいた木川、
その頃にはブルーのお風呂なんか無かった記憶があったので
番台のおばちゃんに尋ねたら
「20年チョイ前に塗り替えた」そうな。


下町木川に燦然と輝くハバナブルーの銭湯・・・ええ感じのくたびれ感も宜しいで〜

レトロ温泉でホッコリさっぱりしたらお腹を満たそうと、
お客さんに教えてもらったジンギスカンの店(名前忘れた)へ。

生ラムのジンギスカン一本のシンプルメニューは、
玉ねぎつきで1人前780円なりの潔さ。
お店としては色々と課題はあるものの、ラムの肉自体が美味いので楽しめた。


まずはジンギスカン鍋に玉ねぎ・白ネギ・脂身を、鍋が温まったらこのお肉を・・・

あっさりした脂の旨みがよいラム肉、残ったタレとご飯でタレ茶漬けで〆るのがこの店の流儀


自分の好みでタレをご飯へ〜店員がお茶を注ぎ、ゴマを追加〜タレ茶の完成

肉が良いのでタレよりは塩が美味い、
仕上げのタレ茶・・・えぇ〜と思うが県民ショーで北海道の焼肉屋は
タレにスープを注いで仕上げる変な風習があるのを見ていたので驚く事はなかった。

まぁ 美味いとまではいかんけど、おもろいのはオモロイかな。

あっさり系の肉が好きな詠人は気に入ったようで、
「お父さん、また来ような」とリクエスト。

アモーレカップにも参加してくれている十三のBAR雑葉の
夫婦の顔を見ようと電話をしたが、まだオープン前だったので
未だ訪れたことの無かった十三名物「十三トリス」へ。

オヤジはテキーラ・エラドゥーラのソーダ割り、
詠人はジンジャエールとバナナチップスで乾杯。


これぞレトロ・・・BARと居酒屋の垣根を越える名物バー「十三トリス」

バーテンダーの研ぎ澄ました緊張感はまるで無いぶん、
お客さんたちも和気あいあいの雰囲気で会話が弾む。
子供をつれてBARに行かれる方が少ないため、
入った瞬間から我々親子に興味津々のお客さんから声を掛けてくれるので・・・。

そして最後は雑葉へ。

このBARをされている夫婦も、筋金入りの銭湯好き。
BAR雑葉のブログにも銭湯紹介が度々登場するのだ。


ここでも詠人はかまってもらう・・・新薬?「ヨクスベール」と「オモシロクナール」

ここではギネスとデュワーズのハイボールを飲むのがいつものスタイル、
詠人はノンアルコールカクテルと
あれこれ出してくれるおつまみ・おやつで楽しんでいる。

見かけに比べおとなしいとおちゃんと、見るからにチャキチャキなかあちゃん。
今年でオープン10周年だそうな・・・おめでとさん!


アモーレと同い年だが低姿勢のとおちゃん、かあちゃんはガツンと元気な大阪のおばちゃん


子供連れなのでこれ以上ディープなところへは無理だろう、
今夜はこのへんで・・・ちょっとレトロな十三プチツアーでした。

 

2010年 1月の日記 T

 

加古川スーパージャンクフード あーるだー 恐るべし


恐るべきジャンク味の猛ラッシュ・あーるだーのメニュー

昨年に引き続き1月の後半に開催された、ディスクゴルフ関西オープン。
会場は松林の中にある難コースで有名な、浜の宮公園だ。

去年は骨折明けで臨んだが、思いのほかスムースに投げられた。

しかも前日から加古川入りし、練習もしていたので
普通なら自分より上手な選手たちよりも良いスコアも残せたので、
今年も・・・と思いホテルの予約もしていたが
あまりにヒマな年明け・・・残念ながら前日入りは臨時営業のため断念した。

子供のように前夜は早めに帰って床に就いたが、
そこから何故か電話がどんどん掛かってくるし 気は立つし・・・
まるで寝られる感じがないので2時過ぎから改めて晩酌開始。

お気に入りのラムブラン‘パールラバ’をストレートで、
チェイサーはソーダ、アテは焼きあご・・・う〜ん、美味い!
59度あるペールラバを結局5杯、そして眠剤・・・

よく寝られたのは勿論だが寝起きはバッチリ悪い、
二度寝してしまいダッシュで加古川に向かった。

右膝には大きなハンデがある上、右肩は去年よりも悪化。
前日入りの練習スローも出来ていないので、良いスコアは望めない。
今年はとにかく楽しむ事に徹しよう・・・まぁ、ボチボチ行きましょか・・・

くらいの乗りでラウンドしたが、コース設定は障害者向きに短い&優しい。
去年とは雲泥の違いの難易度で、まさにバリアフリーなラウンドが楽しめた。

自分のプレーとしては相変わらずパットが入らないので、
数度のバーディーチャンスは全て外し
サービスホールの恩恵を受ける事無く終了、結局ノーバーディーの64。

まぁ 練習もしてないし、勘も戻ってないのでこんなもんでしょう。

それでも痛み無く18ホールを遅れる事無く廻れたのは収穫、
やっぱりディスクゴルフは楽しいと思った。

楽しかったのは決勝に進めない下手くそどもは午前中で切り捨てられるので、
お昼のアフターディスクゴルフが充実したのも見逃せない。

ポカポカ陽気の浜の宮からSeigoさんたちを乗せ、
お好み・鉄板焼の店「あーるだー」へ向けておっさん4人のオープンドライブ。

しかし この あーるだーのメニューが凄まじいの一言。

どのメニューも全て筋金入りのジャンク味!

塩辛さと化学調味料味の超濃厚な波状攻撃、
しかし思わず笑ってしまう妙な旨さでジモティーが嵌るのも肯ける。


甘辛ニンニク醤油味を絡めた枝豆・・・もちろん手もおしぼりも汚れる

先ずはお決まりの枝豆から・・・しかし何故かタレが絡められている。
ひと口食べると思わず笑ってしまうジャンクな旨み。
衝撃的ともいえる濃い「旨み」は下品の域を超え笑いの領域に。

そしてメニュー見て???「何じゃこりゃ?」となったのが「焼きごはん」だ。


一体こいつは何なのか?鉄板上のエイリアン「焼きごはん」

焼きそばも、焼き飯も、そばメシもオンメニューされているので、
わざわざ「焼きごはん」と名付けられたこのメニューは一体何なの?

焼きそばと白ごはんが食べたいと言うSeigoさんに無理やりお願いし、
この謎のメニュー「焼きごはん」に明太子・コンビーフ・ベビースターラーメン・にんにくの
強化ジャンク風味オールスターズのトッピングを特注。

そして我々の鉄板上へ ちりとりに乗せられ登場した焼きごはん、
お〜っ これが!あの!焼きごはん!!

見た目はガレットのようなトルティージャのような・・・
強化ジャンク風味オールスターズを内包し不気味に平べったく主張する焼きごはん。


謎の円盤焼きごはん・・・内部にはエイリアンと化した強化ジャンク風味オールスターズが搭乗

それぞれの素材にタップリと使用されている化学調味料。
そのうえ味付けはもちろん「アジ塩」&コショー〜天下御免に調味された謎の円盤焼きごはん。

熱々の鉄板に乗せられているので、その面(裏側)はどんどん焦げて行き
しかもガーリックを混ぜ込んでいるので独特の苦味も強化されていく。

もう ここまで来れば唯我独尊・・・ジャンクの道に迷い無し。

なので食すほうにも迷い無し、ただひたすらに食べては笑い喉を潤す。
とにかく大量の水分が傍らに無くてはならないくらいに喉が渇く。

はっきり言って一緒に添えられる味噌汁は合いません・・・全く。
よく冷えた麦汁系飲料なくして、このエイリアンとは対峙できないのである。

そしてSeigoさん もう一つのお薦めメニュー「塩ホルモン」登場。

鉄鍋フライパンに大量の生野菜と一緒に乗せられたホルモンにも、
容赦なくアジ塩の重厚な旨みが武装されている。


無造作な生野菜が野趣を演出・・・取り出して鉄板上にて自分加減に調理も可

こいつもまた笑ってしまう「旨さ」だが、
これまた喉が渇くし舌が疲れる・・・ある意味麻痺しているようだが・・・

世の中健康食品や自然食品がもてはやされるが、
ここ あーるだーには王道ジャンクのど真ん中を突き進む気概がある。
美味いかどうか解らん優しい味のお上品味よりも、
どれだけ喉が渇こうが、舌が麻痺しようが、
決定的に強力なインパクトのある味を追求する孤高の姿勢がある。

毎日は無理。

毎週も無理。

月一も微妙・・・。

でも この舌がきっといつか、強力なアミノ酸の刺激を求める時が来るだろう。

それはまるで「恐いもん見たさ」の感覚にも似て・・・

恐るべし孤高のスーパージャンク、加古川あーるだー。