Amore 八木の酒落徒然


2005年 11月の日記 U


武庫川のコスモスと長居ザウルス


満開のコスモス畑の武庫川河川敷にて

バイク事故から一週間・・・未だ引かない腫れと痛みを堪えながら、
せっかくの秋晴れ、2日続けて外遊び&温泉をメインの計画に則り子供達と出かけた。

お出かけの基準にするのは、@リーズナブル(タダが1番)な遊び場所。
A良き温泉が近くにある・・・これが、先ず最優先される。

この日は、事故って迷惑をかけた‘SAMA SAMA’に、豊南市場で買った練り物を
届けるのが、大きな目的だったので阪神間にある、遊び場と温泉のサーチに取り掛かる。

そして見つけたのが‘兵庫県動物愛護センター’と‘三興湯’だ。


盲導犬の体験コーナーで‘座頭市’風の詠人。

兵庫県動物愛護センターの方は、少々期待外れ(もっと動物が沢山いると思ってたので)だったが、
すぐ横に広がる武庫川の河川敷には、綺麗なコスモスが満開。


色とりどりのコスモスが見事に咲き乱れる。


気持ち良い公園では、やはりじっとしていれないようだ〜

いかにも悪い事をしたくて・・・ってな顔の悪ガキ達は、痛む膝に耐えられず休憩中の私にのしかかる。

鬼ごっこをしようという過酷なリクエストには、さすがに応えられず
この日は、子供たち2人で適当に遊びまわらせ、親父はチョッと歩けば すぐ一服・・・。


「髭の渡し」の看板の前で「髭の私」

びっこの足で子供達と遊ぶのはさすがに疲れる・・・ので
早めに切り上げて、次なる目的地の‘三興湯’へと向かう。

なんと露店風呂に立派な?プール&滑り台のあるこの銭湯では、
さすがに大喜びではしゃぎまくる子供達に風邪をひかせない様に、しょっちゅう温まらせるのは骨が折れる。

風呂上りにソフトクリーム(100円)を食べて、‘SAMA SAMA’に練り物を届ける為芦屋へと向かう。
渋滞に引っかかり1時間ほどかけて SAMA SAMAに着いた頃にはもう真っ暗。

お腹も減ったし高速使って早よ帰ろっと・・・その阪神高速・芦屋料金所1キロ手前、追い越し車線を走行中
眼の前のベンツが急ブレーキ・・・ギリギリ止まったが、後ろの様子が気になり
ルームミラーを見ると、3台後ろの車が2台後ろの車に突っ込み、
なんと、3車線あるその1番左まで転げながら吹っ飛んでるではないか!

ほんの少しのタイミングで難を逃れ無事に大阪へ向かえる筈が、淀川上くらいから また渋滞。
大阪に着いた時は、もう8時前・・・トホホ・・・腹減った・・・でも
今から帰ってご飯の支度をするのも しんどいし・・・そう、お気に入りの立ち呑み屋に行こう!

既に大阪駅前の‘大阪屋’で、立ち呑みデビューを果たしている彼らは
何の違和感も無く立ち呑み‘大阪はなび’の空気に溶け込む。


ガレージ・倉庫を改装して営業する‘大阪はなび’で乾杯〜!

お腹一杯食べて呑んで、三人で4.100円・・・やっぱり安い!

翌 11月13日(日)は、恐竜展を見に長居公園に向かったが・・・

午前11時前長居公園の前に着いた時には駐車場は既に満車、
早速 起点を効かせて道路向かいの‘ライフ’の駐車場へすべり込む(2時間タダ)。

しかし公園の中には、何やら嫌な感じに長蛇の列が出来ている・・・そう、
恐竜展の 入場待ちの人の群れであった。

もともと‘世界最大のティラノザウルス・スー’の骨格化石が売り物だが、
‘子供無料’の設定などから しょぼそうな印象を持っていたので
入るのを諦め植物園&自然史博物館に向かおうとした時、
一人の壮年が 「 こんなん入らんでええで」と呟く・・・「やっぱり?ショボイですか!?」

〜何となく一安心。


長居ザウルスと名付けられた菊人形?の前で。

前日同様 ビッコの私達はトボトボと&のんびりと植物園内を散策し、短い秋を満喫した。


薄曇りの天気のせいでチョッと鮮やかさに欠けるが、‘秋色’は やはり心に染みる・

サルビアの蜜吸いに、すっかり夢中の子供達。


恐竜展には入れなかったが、自然史博物館は中々見る所がたっぷり有って興味深い。
今回は温泉行き・晩御飯の支度も有るので早めに切り上げたが、
もう一度、ゆっくり訪れてみたいと思った。

一足先にライフまで、明日の遠足用のおやつ‘じゃがリコ’を杜人に買いに走らせ
百円ほどのレシートを提示して、無料にて駐車場を後に・・・。

そして 楽しみにしていた‘ふれあい温泉 矢田’へは、車で5分もかからない距離だ。

この温泉に関しては・・・・・・・・・・・・こちらでレポートしていますので!
是非・ご覧くださいませ。


早めに帰宅し、今夜のおかずは・・・鶏ももずくし!

地鶏もも肉の塩焼きに山椒を効かせ、オニオンスライス&ぽん酢で、
そして 骨付きもも肉をしっかり焼いてニンニク・酒・みりん・醤油で香ばしく・・・。

「今までのおかずの中で1・2を争う位 美味しい」とご飯もお代わりしまくる杜人。

「ううん 僕は1番美味しいと思う」と珍しくご飯にもパクつく詠人。

こんな簡単なんで良いの?今までもっと旨いもん食べさせてるのに・・・
・・ って、ちょっと淋しいような・嬉しいような 秋の週末でした。




2005年 文化の日の日記


11月3日は文化的に‘トマトの学校’へ


講義開始前 緊張気味なピースの杜人

個人的にも好きなトマト製品メーカーである‘ナガノトマト’が、
心斎橋のKPOプラザ(キリンビールの醸造施設を備えたビル)で「トマトの学校」なる講習会を
行うと言う事を、キリンメールニュースで知り早速応募した。

普段 色んなセミナーを行っている(中々面白い内容です)が、
‘ビールのセミナー’ということで、子供を連れて行くわけにはいかないので
こんな機会は逃すはずもなく‘知的欲求心?’を満足させるには絶好な‘文化の日’にKPOに向かった。


3種類のトマトジュースを試飲するテースティングシートなどが並ぶ席上


初めてのセミナーに緊張を隠せない杜人〜でも既に手渡されたお土産にニンマリの意地汚さも・・・


トマト料理の美味しさは、肉や魚など‘旨味’をもった他の食材と組み合わせる事により更に際立つ。


トマトの栽培に最も適した土地がナガノトマトの地元 松本平だそうだ〜でも、この気候条件
・・・我々 愛酒家には・・・どう考えても、ワイン用のブドウ栽培に向いている事を考えてしまうのだ。

トマトの語源は、原産地アンデスの言葉で「膨らむ果実」を意味する‘TOMALTO’から来たそうな・・・。
でも スペインによりヨーロッパに持ち帰られ広がったトマトも、最初は‘毒のある果実’という
ガセビアを流したキリスト教徒のせい?で、誰も死を恐れて食べなかったと言う。
しかしイタリアを襲った大飢饉の際、ナポリ人が一か八か食べたところ
美味しい上に元気やん・・・って事で爆発的に広まったそうだ。


試食が始まると 何とも楽しそうにケチャップを舐めまくる杜人〜そう彼はケチャップ星人なのだ。


帰りに思いっきりタップリとケチャップなどを貰い嬉しすぎるケチャップ星人

大勢のスタッフで心を込めて迎えてくださった ナガノトマト(株)スタッフの皆さん
どうも 有難う御座いました!

それに反して 予約しときながらスッポンかました沢山の馬鹿者たち〜ええかげんにせーよ!
文化の日に何をしとんねん!お前ら!・・・と、失礼極まりない非文化人に
憤りを隠せない僕ちゃんでした。


これはAmore 八木所蔵のアンデスは野生トマトの花の写真だよ。