Amore 八木の洒落徒然

2005年 12月の日記 V

今年
最後のBARは、素敵な女性バーマンのお店で


様々なハイランドパークが並ぶ北新地‘ Beso Marry.r’のバック棚

色んな事が有ったが、気がつけばあっという間に年末。
‘かん禄’は30日まで営業&忘年会なので、一人で一杯やる事が出来るのは今日で最後だ。

10月から ほぼ休む間もなく?働き通したので、じっくりとBARで飲む事をしていなかった私は、
今年最後のBARとして2件のお店を選んだ。

1件目は、お馴染みのBESO佐藤の姉妹店‘ベッソ マリアール’だ。

いつも気持ちよく接してくれる’サービスマンシップ’を、しっかりと持っているのは本店同様で
シャンパンから始めハイボール、カクテルへと進行する自分の呑み方が安心して楽しめる。

先ずシャンパンと共に楽しむ‘サンダニエーレ’の生ハムをつまみながら、
お店の女性スタッフ達と他愛無い会話を楽しむ。


お気に入り生ハム‘サンダニエーレ’がいつも私を迎えてくれる。

グラスシャンパンをおかわりした後は、ハイランドパーク12年のハイボールで喉をリフレッシュ。
そして今年のサントリー カクテルアワードに出場した池ちゃんの出品作をオーダー。


真剣に男前な?表情で‘MUSE’を作る池ちゃん・・・普段はお笑い系だ。

テキーラのアタックとグレープフルーツのほろ苦さが合いまった
甘さの中にキリットした味わいが‘女神’を表す神々しさの所以か

彼女に送ってもらった、このカクテル‘MUSE’の詳細はここから。


ハイランドパークのハイボールや柚子モヒートは、ママ?の理恵ちゃんの作品だ。

最後に理恵ちゃんの‘おすすめ・・・柚子モヒート’を一杯頂いて、
優しい酔い心地に満足・・・「今年もお世話になりました〜来年も宜しくお願い致します」
・・・と、年末年始のご挨拶。

何やらチョコレート風の包みとカレンダーを頂きマリアールを後に・・・

そして今年の大ラスBARは、ワインバー‘Sante’だ。


ワインバー‘サンテ’の‘ポール 森’さん

世の中 めっぽうワインバーとやらが多くなってきたが、
こんなに素敵な大人のワインバーは、滅多にある物ではない。

いつもニコニコと絶妙な‘ボケ感’を演じ?お客を和ませる森さん。
ポールマッカートニーが入ってると私は思うので(ご本人は気に食わないらしいが)、
‘ポール 森’さんと紹介させていただく。

何より この店の1番の特徴は‘客筋’の良さだ。

いつも感心させられるが、カウンター オンリーのこのお店で同席させていただく皆さんは
一様に紳士的でフレンドリー。
状態の良いグランヴァンに目元を緩ませながら「どうぞ 宜しかったら・・・」と、
太っ腹なお言葉を掛けていただけることも多い。

それも ポール森さんの空間演出とコンダクトの秀逸さが成せる技で、
いいお客様と同席できる事の充実感や幸せを実感できるGOOD BARである。


笑顔が愛くるしい‘サンシャイン 田中’氏(お客様)

この日は、サンシャイン田中氏の「ピノ 開けましょう」の一言で、
森さんが選んだワインは、コンフロンのヴォーヌ ロマネ 2000年だ。


しっかりとした酸が在り、骨太のヴォーヌ ロマネだ。

ゆったりとこのワインを楽しみながら、森さんとの会話を楽しんでいるうちに
サンシャイン田中さんは深き眠りの世界へ・・・


さすがに深夜2時ちかくなると善良な市民は・・・

そして ワインが空いたので‘サンテ’のもう一つのお楽しみ・・・ヴィンテージ ポートの世界へ。


C・ハリスの77年ヴィンテージ ポートとスティルトン・・・もう どうにも止らない!おかわり・キャー!

そこはかとない自然の甘露なる美味しさに、澱との接触から生れる
きめ細かな独特のビターな旨味。
そして28年以上もの熟成から来る荘厳なる余韻の悦楽・・・

正に2005年のラストを飾るに相応しい美酒である。

素敵な時間と 美味い酒をありがとう!

マリアールやサンテの女性バーマン達

貴女達のおかげで、素敵な気持ちで新年を迎えられそうです。



■12月25日(日)の日記

日本のクリスマスは、やっぱ‘餅つき’やね!


燃料には事欠かない材木店・・・竈で蒸し上げるもち米の湯気が雰囲気を盛り上げる

JAZZ&BAR SPACE MEURSAULTでお知り合いになった岡さん・・・
この会場となる岡常材木店の社長であり、ムルソーのマスターの元 同級生だった。
以来15年以上のお付き合いをさせて頂いている。

10年近く前からここで持ちつき大会を催されているが、
毎回私は‘炊き出し’係りを担当している。

年末の寒い中、身体も心も温めてくれる‘鍋’を主体に、
美味い酒と千代香焼酎で戦士をサポートするのが私の役割だ。


今年の鍋は‘味噌ちゃんこ’ 身体を温めてくれる 牛蒡などの根菜類が旨い!


クリスマスの今年はチキンも・・・丸められた餅達の横に〜その後一瞬で消滅!


いつも炊き出しに専念する私だが、今年は皆さん及び腰・・・頑張って 餅 つきました 今年は ハイ


餅つきの重要ポイント・・・練り8分・つき2分・・・つく前の練りが良い餅をつきあげる為に大切なのだ。


可愛い我が子と‘つき’を楽しむ お父さんやお母さんの姿も微笑ましい。

最後は おなじみの?トリュフレジャーノ餅を2回つきあげ、
今年の持ちつきは、めでたく明るいうちにお開きとなった。

そして冷えと筋肉痛には、やっぱり温泉・・・そう、不動の湯に行こう!

何故か道に迷い杜人に「5ケロリンへの道は遠いなぁ・・・」と呟かれながら
なんとかファンタスティックなお風呂に到着。

キクロー親子も一緒に入浴。


新しい年も良いお風呂に出会えますように・・・

 

2005年 12月の日記


ダブル温泉&ダブル粉もん


元・地元 庄内のお好み焼き屋‘パセミヤ’で。

今年も早いもので、気がつけば12月。
これといって何の進歩も無い1年だったが、可愛い子供達と過す週末だけは別、
彼らの歓ぶ顔が何よりの励みになり、唯一の?楽しみだったかもしれない・・・

・・・なんか チョッと淋しい日記の書き出しになってしまったが、
この日もやっぱり行きました‘温泉’へ。

お風呂レポートを書き始めて、ふと思ったのが 自分の銭湯デビューの頃・・・
自宅のお風呂が故障して(そのまま故障したまんまだったが)通い始めた七福温泉。

2日に一度 片道20分の道のりを、雨の日も風の日も、
通い続けたこのお風呂に、改めて子供連れで行ってみるのも良いものなんではないかと
約4年ぶりに訪れたのだ。


日曜日の朝は、恒例の浅風呂をずっと続けている。

めっきり朝が冷え込む今日この頃、朝風呂営業は この上なくありがたい。
冷え切った身体に染み入る温泉の温もりは、温中オヤジの錆付いたボディーに
KURE556をスプレーしたかのような格別なご褒美だ。

子供の頃から通ったこのお風呂でホッコりしたらお昼の時間だ、
今日は一つ‘パセミヤ’のお好み焼きで、もう1丁ホッコりしよっと!


パセミヤのHPは、写真をクリック。

このお店は、自分のみならず、亡き母も愛して止まなかった
ココだけにしかない‘スーパーほっこり感’を売りものに出来る‘スーパー看板娘’がいるのだ。


看板娘のお母ちゃん

もちろん粉やキャベツなどにもこだわりを持ち、木桶醸造のプチ シャトーならぬ
小さな工場でつくられる‘ワンダフルソース'製のソースをまとったお好みは、
さっくりとしていてベリーグッドなお味です。

そのこだわりの本人は、ソムリエ上がりのお好み焼職人 中川‘よっちゃん’だ。


まっ昼間からビールにワイン焼酎・・・旨い酒には、めっぽう弱い私は‘よっちゃん’の良い鴨か?

写真で見るからには、結構キレイなお店のように見えるが
その実・めっぽう年季の入った‘コテコテ’の店内で、
マニアの方には堪らないオリジナルな空気が漂う不思議な空間だ。


看板娘と、そのダーリンが 無言の愛を語らう専用?テーブル席


看板娘のDNAを正確に受け継ぐお姉ちゃん

お風呂にお好み・・・すっかり良い気分になったところで、
お家に帰ると言うのは、真っ当なつまらない一般人の行動パターンで、
我ら3人・世間の注目を一身に背をう有名レポーターたるもの
そんな簡単な休日の過し方をするはずが無い!

よし!もう一風呂行ってみよう!・・・と、伊丹の‘力湯’へ。

銭湯ホッパーでチェックしていて、かなり気になっていたお風呂なので
この日 念願かなって、この 水族館的・変なお風呂を訪れる事となった。


露天風呂に立ち昇る湯気がイイ感じやねぇ。

とにかくユニークな、このお風呂を上がると ひとまず帰宅し
自分達の手造り双六で遊んだ後、遊戯王カードで杜人とデュエル。
2勝3敗で杜人に軍配・・・トホホ・・・お腹も減ってきたし 食事に・・・。

この際 徹底的にこだわって、晩ご飯も‘粉もん’で行こう!たこ焼だぁ!!

っと ばかりに、訪れたのは‘虎ちゃん’


豆乳をブレンドした生地のたこ焼は、彼らも大好き!

温泉・お好み・温泉・たこ焼

・・・大阪庶民そのままの休日を‘ダブル’で過す過激な?親子のクレージー ホリデー!

皆さんも是非!お試しあれ。